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日文655(10)



「こんなの、见たことない?」

美しい声だった。
その声を闻くだけで、脳裏に嫋やかな美女の姿が思い浮かぶ。

「ねぇ、触っていい?」

良い訳がない。
そもそも、ただの烦悩であれば、体に触れる事などできるはずもないのだ―――。

にぎっ。

「はうんっ!?」
思わぬ场所を握られる感触に、おかしな声が漏れ、思わず目を见开いてしまった。
「っ、あ………」
そして、言叶を失う。
座禅を组み、时を忘れて大自然との融合を堪能しているうちに、いつの间にか夜になっていたらしい。
暗い夜空にぽっかりと満月が浮かんでいた。
その満月を半ば遮り、ほんの目の前に、膝下までを滝壶の水面に沈め、美しい女が立っている。
宙から降り注ぐ月の光を集めたような、キラキラと煌めく黄金の髪。 本文来自nwxs5.cc
陶器のような、白い肌。
高贵な辉きを帯びた、紫色の瞳。
鲜血のような、红い唇。
その身を包むのは、滝の雫を浴びて肌に张り付く薄い衣のみ。
帯も结んでおらず、前が开いてしまっている。
そのために、豊満な乳房も、引き缔まった腰も、尻の柔らかな膨らみも、淡い下腹部の茂みも、ほっそりとした太ももも。
そのすべてが、露になっており、吸い寄せられるかのように视线を动かすことができない。
いや、その寻常ならざる美しさを前に、息すらも忘れていたかもしれない。
その、とても人とは思えない美しさを持った女の両手が伸ばされた先は、僕の股间。
白装束から引きずり出された肉棒が、その柔らかな手にしっかりと握られていた。
「ぁ………」
自分の肉棒に、美しく白い指が络みついている。
それを知覚した瞬间、心臓がどくんっと大きく跳ねた。
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体が热を帯び、どくどくと血流が下半身に流れ込んでいく。
血管が浮き上がり、肉棒が赤黒く、怒张していった。
その光景に、女が目を丸くする。
「凄い、さらに大きく………両手で指が回らないなんて………」
丑く肿れ上がり、びくびくと震える肉棒を目にして、女がぺろりと舌なめずりをする。
その淫靡な光景に、僕は慌てて女の手を振り払った。
「さ、触るな!」
「きゃ。何よもう………」
女は唇を尖らせる。
だが、その视线は、僕の肉棒にくぎ付けだった。
「ね、触らせてよ」
「だ、駄目だ」
「えー、どうして」
「僕は僧侣だぞ」
「だから何?」
「女性と交わる事は戒律で禁じられているからだ」
「何それ。男女で交わらなきゃ、子供も生まれないじゃない」
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