日文6(32)



 はい
→いいえ

「え~どうして?」

「なんで? 私达がそんなに嫌?」

勇者は改めてパインに言い放つ。
2人に付いてきたのは装备を返して欲しいからだと……

「そう……勇者ちゃんはやっぱり怒ってるのねぇ……
 でも、あたし达を拒絶したらお目当ての最强装备は戻らないわよ」

(え……?)

「おうじゃのけん以外はここには无いわ。
 あたししか知らない人物に预けてあるのよ?」

(そんな……っ)

勇者は非难の目でユナとリリアンを交互に见る。

「あれ~そうだっけ?」

「ごめんね~勇者。私达、勘违いしてたみたい……クスクス」

(く、くそ……やられた……)

「ま、そういう事なの? 
 パーティーを组んでくれないなら、残りの装备は谛めて。 nwxs8.cc
 そのおうじゃのけんだけを持って帰るしかないわね~」

(うぐぐ……せっかくここまできたのに……)

2人の诱惑やロンエーの気持ちよさそうな姿まで
见せつけられても必死に耐えたのは装备品の为だったのだ。
なのに、あんまりな展开に勇者は落胆する。

「でも、それだと勇者ちゃんも可爱そうだから、
 あたしも譲歩してあげようと思うの?」

(……?)

「1日だけパーティーを组んでくれたら……
 明日の夜に残りの装备品を全部返す。そういう条件ならどうかしら?」

(え!? 本当か? 1日だけ……)

ユナとリリアンは何か言いたそうな顔をしたがパインは嗜めた。

「ちょっと考える时间をあげましょうか」

(期间が长い程、魅了されるリスクは高まる。
 これは……装备を取り戻すチャンスだ) nwxs5.cc

「どうかしら? 勇者ちゃん?」

→はい
 いいえ

「うふふ。决まりね」

勇者は1日なら乗り切れると判断し、すぐ了承した。

「1日って短くない?」

「パインはそれでいいの?」

「ええ。ただ、絶対に1日だけって訳じゃないわよ。
 明日の夜になっても勇者ちゃんがまだ一绪に旅をしたいって
 言うなら……パーティーは延长するからね?」

(……え?)

「なんだぁ~そっか~」

「そういうことならアリかなー」

「だからね。あたしも勿论顽张るけど……
 ユナとリリアンは勇者ちゃんが一绪に旅を続けたくなるように
 しっかりと顽张らなきゃいけないのよ? わかった?」

「うふふ~おっけ~?」
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